director's voice

齊藤智美さん/陶芸

Q1
コルトンプラザからはほど近い東京都江戸川区で作陶される齊藤智美さん。
「工房からの風」には、どのような出品をされますか?

A1
陶芸で実用性のある生活に寄り添う作品を作っています。
土を使い、轆轤や型を使って形を作り 高温で焼成し完成させます。
私は作るものは器にとどまらず、インテリアやアクセサリー等も作っています。

異国を感じさせる模様や 鳥、動物をモチーフにしたものが多いです。
作品が目に入った時、使ってもらう時に思わずふっと肩の力が抜けるような、家での時間をリラックスして過ごしてもらえるアイテムになることを意識して作っています。


旅は続く 三足蓋物


木登りヤギ 蓋物


猫の花瓶


ロバの小物入れ   (3746)

Q2
齊藤智美さんが大切にしている工藝品(古いものでも、新しいものでも結構です)をひとつ教えてください。

A2
20年前、大学で陶芸を学んでいた時にギャラリーで出会ったキムホノさんのカップです。
自由で伸び伸びとした形に心を奪われ 轆轤できちんと作らなければならないという器の概念を変えてくれました。
またそれは技術と鍛錬があってこそ存在するものでもあります。
作陶の心の拠り所でもあるし、目標にもなっている作品です。

自由で伸びやかな造形は、技術と鍛錬があってこそ。
まさに、ですね。
齊藤智美さんの指針がよく伝わるAnswerでした。

齊藤智美さんの出展場所は、スペイン階段前、コルトン広場です。
インスタグラムはこちらになります。
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